
「泳げない自分でも、ダイビングってできるのかな…?」
スキューバダイビングに興味はあるのに、そんな不安から一歩を踏み出せずにいる方は、とても多いです。
結論からお伝えすると、泳げなくてもダイビングは楽しめます。
なぜなら、ダイビングは“泳ぐ技術”ではなく、“道具を正しく使う技術”が中心のスポーツだからです。
息継ぎもいらず、浮力をコントロールする器材を使うことで、水に顔をつけるのが怖かった方でも少しずつ水中世界になじんでいけます。
この記事では、以下についてわかりやすく解説します。
- 泳げない人が不安に感じるポイント
- その不安を解消するダイビングの仕組み
- 安全に楽しむための基本ルール
- 福岡・天神発の体験ダイビングの流れ
泳げなくてもダイビングはできる?結論から解説
「25mも泳げない」「息継ぎが苦手」「水に顔をつけるのも怖い」
そんなお悩みを持ちながら、「それでも一度はダイビングをしてみたい」と考えている方は、
福岡でも本当にたくさんいらっしゃいます。
まず、最初にお伝えしたい大事なポイントはこれです。
スキューバダイビングは、“泳げなくても”始められるスポーツです。
理由はシンプルで、ダイビングは「水泳」とは全く別物だからです。
- 息継ぎをしながら泳ぎ続ける必要はない
- ライフジャケットのような役割の器材(BCD)で“浮いた状態”を作れる
- 重り(ウエイト)であえて沈む仕組みを作っている
つまり、「泳ぎの技術」よりも「道具の使い方」と「落ち着いていられること」が大切。
実際に、顔つけすら怖かった方が、今では何十本も潜っているケースも少なくありません。

ダイビングは“生涯スポーツ”
年齢を重ねても続けられるのも、ダイビングの大きな魅力です。
- 体に大きな負担がかかる動きが少ない
- 自分のペースでゆっくり楽しめる
- 基本を守れば、安全に長く続けられる
「運動神経に自信がない」「若い頃からスポーツは苦手だった」という方こそ、
新しい趣味としてダイビングを楽しんでいる姿をよく見かけます。
泳げない人が不安に感じる3つのポイントと、ダイビングの仕組み
泳ぎが苦手な方が抱えがちな不安は、だいたい次の3つに分けられます。
- 息継ぎができないから不安
- 沈んで溺れそうで怖い
- バタ足がうまくできない
それぞれ、ダイビングの仕組みと一緒に解説していきます。
息継ぎができない…でもダイビングは息継ぎ不要

水泳では、一定のリズムで息継ぎをしながら泳ぎ続けますよね。
そのため、「息を止め続けないといけない」と思ってダイビングを不安に感じている方も多いです。
しかし、スキューバダイビングでは、
タンクから空気を送り出す「レギュレーター」をくわえたままずっと水中で呼吸ができます。
- 顔を水中につけたまま、口だけで自然な呼吸が可能
- 息継ぎのタイミングを考える必要がない
- 息を止め続けることはむしろNG(安全面から、基本は呼吸を続ける)
沈んでいきそうで怖い…実は“沈むほうが難しい”
「泳げないから、足がつかないところに行ったらそのまま沈んで溺れそう」という声もよく聞きます。
ですが、ダイビングでは、
- 体に装着したBCD(浮力ジャケット)
- 中に入れる空気
のおかげで、何もしなければむしろ浮きやすい状態になっています。
そのうえで、わざとウエイト(重り)をつけて、空気量を微調整しながら「ゆっくり沈んでいく」状態を作っています。
つまり、“何もしなければ沈む”のではなく、“器材を使ってはじめて沈める”のがダイビングです。
この仕組みを知るだけでも、「勝手に沈んでいくんじゃないか…」という不安はかなり軽くなるはずです。
バタ足が苦手…でもダイビングでは“ゆっくり”が正解

水泳では、力強いバタ足で水をかきながら進んでいきます。
一方、ダイビングでは「フィン(足ヒレ)」を使うので、大きくゆったりと動かすことが大切です。
- 激しくバタバタすると、かえって前に進みにくい
- ヒザを曲げすぎず、脚全体で大きくゆっくり動かす
- 水を“蹴る”のではなく、“押して進む”イメージ
運動神経というよりも、「フィンの感覚をつかむ」ことが重要なので、
何回か練習するうちに誰でも少しずつコツをつかんでいけます。
安全に楽しむための基本ルールとスキル
泳げない方が安心してダイビングを楽しむためには、
「基本」をしっかり押さえることが一番の近道です。
ここでは、とくに重要な3つのポイントをご紹介します。
① 水に入る前に「視界の確保」をする
水に慣れていない方ほど、顔に水がかかった瞬間に焦ってしまいがちです。
そこで大切なのが、「必ずマスクを装着してから水に入る」というルールです。
- マスクを正しく装着し、顔に水が入らない状態を作る
- 視界が確保されることで、パニックになりにくくなる
- 自分の周りの状況を常に確認できる
「マスクをつけている=水の中でも自分の“安全ゾーン”がある」
という感覚を持てるだけで、水への怖さは大きく変わってきます。
② 水面では必ずBCDに空気を入れておく
水面にいるときは、必ずBCDに空気を入れて浮力を確保しておくことが安全の基本です。
- BCDに十分な空気が入っていれば、プカプカ浮いたままでいられる
- ウエイトをつけていても、空気が入っていれば沈むことはない
- 体力を使わずに呼吸を整えることができる
この状態を作っておけば、「沈んで溺れそう」という不安はかなり小さくなります。
逆に、水面で空気を抜いたままだと沈みやすくなるので、「水面=浮いて休憩する場所」と覚えておきましょう。

③ 基本スキルの練習をしっかり行う
ダイビングでは、水中でのトラブルに対応するための“基本スキル”を事前に練習します。
- レギュレーター(呼吸器)が口から外れたときの戻し方
- マスクの中に少し水が入ったときの抜き方(マスククリア)
- 耳抜きの方法
- 水中での正しい姿勢・呼吸
これらは、いきなり深い場所ではなく、
足がつく浅い場所やプール環境で、インストラクターと一緒に少しずつ練習していきます。
「もし何かあっても、自分で対処できる」と感じられるようになると、一気に自信がつきます。
▶ 「どんな練習をするのかもっと詳しく知りたい」という方は、
無料説明会やLINEで「基本スキルについて教えてほしい」と一言送っていただければ、内容を丁寧にご説明します。
泳げない人こそ上達しやすい?現場で感じる3つの理由

最後に、ショップでたくさんのゲストを見てきて感じる、
「泳げない人こそ上達しやすいことが多い」理由をお伝えします。
1. インストラクターの話をよく聞いてくれる
水や深い場所への怖さがある分、
- 説明を真剣に聞く
- 分からないことをそのままにしない
- 不安なときは“分からない”と言える
という方が多いのが特徴です。
これは、安全面でも上達面でも大きなプラス。
自己流で動いてしまうより、「教わった通りにやってみる」ほうが、結果的に飲み込みも早くなります。
2. 小さな成長を実感しやすい
- 顔を水につけられた
- 水中で2〜3分落ち着いて呼吸できた
- 自分のフィンで少し進めた
こうした“小さな一歩”を、泳げない方ほど強く実感できます。
その積み重ねが自信につながり、「次はもっと深く行けるかも」
「違うポイントにも行ってみたい」と、やりたいことが自然に増えていきます。
3. 無理をしないスタイルを作りやすい
泳ぎに自信がない方ほど、「怖かったらやめよう」とブレーキを持ちやすいのも良いところです。
- 今日はここまでにしておこう
- 体調が悪い日は潜らない
- 不安なときは浅場練習に戻る
こうした“引き際”を大事にする習慣は、安全にダイビングを続けるうえでとても大切な感覚です。
まとめ
- 泳げない
- 息継ぎが苦手
- 水が怖い
- 沈みそうで不安
- バタ足がうまくできない
そんな理由で、「スキューバダイビングは自分には無理」と諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。
ダイビングは泳げない方でも安全に、そしてしっかり楽しめるスポーツです。
福岡・天神からなら、日帰りで海に出かけられ、仕事や学校と両立しながら新しい趣味を作ることができます。
「向いているかどうか」を頭の中だけで考え続けるよりも、
まずは小さな一歩無料説明会や体験ダイビングから始めてみませんか?
不安を一つひとつ解消しながら、
水中世界を一緒に楽しめる日をスタッフ一同心から楽しみにしています。


