
「ダイビングに興味はあるけど、自分に向いているのか分からない」
「運動神経も良くないし、泳げないから無理かも…」
そんな不安を抱えたまま、一歩踏み出せずにいる方はとても多いです。
結論からお伝えすると、ダイビングは“特別な才能が必要なスポーツ”ではありません。
正しいステップを踏めば、年齢や運動経験に関わらず、誰でも生涯楽しめる趣味になります。
この記事では、ダイビングの「向き不向き」をテーマに、
- どんな人が向いているのか
- よくある「向いてないかも…」という不安とその対策
- 持病や健康面が心配な場合の注意点
- 福岡・天神発で安心して始める方法
を、ダイビングショップの現場目線で丁寧に解説します。
自分はダイビングに向いている?結論:向き不向きより「慣れ」と「環境」
まず、一番気になるポイントからお話しします。
「ダイビングに向き不向きはあるのか?」という問いに対する答えは……
“基本的には、ほとんどの方が向いている” です。
ダイビングは、陸上とは180度違う世界。
呼吸の仕方、体の動かし方、景色、音。
すべてが初めての環境なので、最初から上手にできる人はいません。
- お風呂で顔をつけるのも怖かった方
- 泳げないからと諦めていた方
- 水が怖くて、最初はプールの浅い場所からでもドキドキしていた方
こうした方が、練習と経験を重ねるうちに、
今では何十本・何百本と潜っているケースを、福岡・天神のショップでもたくさん見てきました。

向き不向きというよりも大事なのは次の3つです。
- 自分のペースで慣れていける環境か
- 不安や苦手を一緒に解決してくれるインストラクターがいるか
- 「うまくなりたい」「楽しみたい」という気持ちを持ち続けられるか
こんな人は「向いていない」ではなく「工夫が必要なだけ」
- 水が怖い
- 泳げない
- 船酔いしやすい
- 体力に自信がない
- 持病があって不安
これらはすべて、「ダイビングをしてはいけない理由」ではなく、
「始め方や進め方に工夫が必要なポイント」です。
正しい対策とサポートがあれば、多くの場合、ダイビングを楽しむことは十分可能です。

ダイビングに「向いている人」の3つの共通点
「じゃあ、どんな人がダイビングに向いているんだろう?」
そう感じた方に、現場で見てきた“向いている人の共通点”をお伝えします。
1. 海や生き物に少しでも興味がある人
- 「水族館が好き」
- 「海の写真を見るとワクワクする」
- 「旅行先では海辺を選びがち」
こんな気持ちが少しでもある方は、ダイビングを始めると一気に世界が広がります。
泳ぎが得意かどうかよりも、「海の世界を覗いてみたい」という好奇心があるかどうかのほうが、
向き・不向きにはずっと大きく影響します。
2. インストラクターの話を素直に聞ける人
ダイビングは、正しいルールと手順を守れば、非常に安全に楽しめるスポーツです。
- 教わったことをそのまま実践してみる
- 分からないことはそのままにせず、すぐ質問する
- 自分の不安や体調をきちんと伝える
この3つができる人は、上達も早く、安全に楽しめる確率もぐっと上がります。
実は、少し怖がりなタイプの方のほうが、
インストラクターの説明をしっかり聞いてくれるので、結果として上達が早いこともよくあります。

3. 「完璧じゃなくていい」と思える人
最初からキレイに泳げなくても大丈夫です。
水中でバランスを崩してクルッと回ってしまったり、
なかなか耳抜きがうまくいかなかったり。それも含めて最初のうちは“当たり前”。
- 「今日はここまでできたからOK」
- 「前回より少し楽に潜れた」
そんな小さな成長を楽しめる人ほど、長くダイビングを続けていけます。
「向いてないかも…」と感じやすい不安と、その対策

ここからは、実際にお客様からよくいただく不安と、ショップでの向き合い方をご紹介します。
水が怖い・泳げないけど大丈夫?
結論から言うと、泳げなくてもダイビングはできます。
ダイビングは、いわゆる“泳ぎの技術”よりも、器材の使い方と浮力のコントロールが大切なスポーツです。
- スノーケルで息継ぎをし続ける必要はない
- タンクとレギュレーターで、常に水中で呼吸ができる
- 浮力を調整する器材(BCD)を使い、無重力に近い状態で移動する
そのため、クロールや平泳ぎが苦手でも問題ありません。
福岡天神にあるダイビングショップ「オーシャンビュー」では、
- いきなり海ではなく、まずはプールなど波のない環境からスタート
- 足のつく浅い水深で、「顔をつけるところ」「呼吸するところ」から少しずつ練習
- マンツーマン〜少人数で、1人ひとりのペースに合わせて進行
という流れで、段階的に慣れていけるようにしています。
実際に、「お風呂でも顔をつけるのが怖かった」という方が、
今では200本以上潜っている、というケースもあります。
大事なのは、“早く上手くなること”ではなく、“自分のペースで慣れていくこと”です。

船酔いが心配…
乗り物酔いしやすい方にとって、船酔いは大きな不安ポイントですよね。
ただ、インストラクターの中にも「もともと酔いやすい」という人は少なくありません。
船酔い対策としては、例えば次のような方法があります。
- 前日はしっかり睡眠をとる
- 乗船前の過度な飲酒や暴飲暴食を避ける
- 船の後ろの方ではなく、揺れの少ない位置に座る
- うつむかず、遠くの景色を見るようにする
- 自分に合った市販の酔い止め薬の使用を、医師や薬剤師に相談する
これらを組み合わせることで、船酔いのリスクはかなり軽減できます。
「それでも心配…」という方は、ボートダイビングではなく、まずはビーチから始めるという選択肢もあります。

体力に自信がない
ダイビングは「がむしゃらに泳ぎ続ける」スポーツではありません。
水中での姿勢や呼吸を整え、ゆっくりと景色を楽しみながら移動します。
- 日頃あまり運動していない
- マラソンや激しいスポーツは苦手
という方でも、正しい姿勢と力の抜き方を覚えれば、十分に楽しめます。
インストラクターと一緒に「疲れないフィンの動かし方」「力を抜くタイミング」「呼吸をラクにするコツ」を
練習していくので、「気づいたら思ったより楽に潜れていた」という声も多いです。
持病や健康面が不安な方へ:安全に楽しむためのポイント
ダイビングは「健康であること」がとても大切なアクティビティです。
特に、呼吸器系・循環器系・耳鼻科領域などに持病のある方は、必ず事前の確認が必要になります。
ここでは、あくまで一般的な流れをご紹介します。
最終的な可否判断は、必ず医師と相談のうえで行ってください。
メディカルチェックシートの記入
ダイビングを始める前には、多くのショップで「メディカルチェックシート」のご記入をお願いしています。
- 現在治療中の病気や服薬の有無
- 過去の大きな病気や手術歴
- 呼吸器・循環器・耳・副鼻腔などのトラブル
- 妊娠の可能性 など
これらの質問に「はい/いいえ」で答えていただき、
その内容に応じて、医師の診断書が必要かどうかを判断します。

ダイビングを長く楽しむための心構えとショップ選び

最後に、「向いているか不安…」という気持ちを乗り越えたあと、
ダイビングを“長く・安全に・楽しく”続けるためのポイントをお伝えします。
無理のないスケジュールで続ける
- 最初から毎週のように潜ろうとしない
- 仕事や学校のペースに合わせて、月1〜2回からスタート
- しばらく間が空いて不安なときは、復習ダイブを挟む
福岡・天神からなら日帰りで行けるポイントが多いので、
無理に長期休みを取らなくても“コツコツ続けるスタイル”が実現しやすい環境です。
雰囲気の合うショップを選ぶ
ダイビングは「どこの海で潜るか」と同じくらい、「誰と潜るか」も大切です。
- スタッフの雰囲気が自分に合っているか
- 初心者にも分かりやすく説明してくれるか
- イベントやツアーを通して、仲間づくりの場があるか
オーシャンビューでも、ダイビングだけでなく、BBQ・飲み会・季節イベントなどを通して、
自然と仲間が増えるような場づくりを大切にしています。
まとめ
ダイビングは、特別な運動神経や才能が必要なスポーツではなく、
正しい知識・安全な環境・自分のペースさえ守れば、多くの方が生涯楽しめる趣味です。
福岡・天神は、街と海が近く、
- 日帰りで水中世界を楽しめる
- 仕事や学校と両立しながら続けやすい
- ダイビング後に福岡グルメを満喫できる
という、ダイビングを始めるのにぴったりの場所。
「向いているかどうか」を頭の中だけで考え続けるよりも、
まずは小さな一歩―体験ダイビングや無料相談―から始めてみませんか?


