こんにちは。
今回は日本の秘境とも呼ばれる「沖ノ島」ダイビングをしました。
宗像大社の信仰の対象であり、ユネスコ世界遺産にも登録されている沖ノ島。
普段は上陸が制限されているこの神聖な島のまわりで、特別な許可を得て潜ることができる貴重な一日となりました。
今日はボホールビーチクラブのインストラクターであるパウロさんも参加しました。
やはり沖ノ島は魚影が濃く何回潜っても飽きません。
特にイサキウォールのいさきの壁のような大軍に圧倒されます。
ダイビングの後はアランさんとパウロさんと水炊きを食べました。
ぜひみなさん沖ノ島で島で潜ってください
きっと満足しますよ!
神秘の世界遺産へ潜る旅
沖ノ島ってどんな場所?
福岡県宗像市の沖合約60kmに位置する孤島、沖ノ島。
古代から宗像大社の信仰の地として崇められ、島全体がご神体とされてきました。
現在でも女人禁制、そして上陸は年に一度の祭典を除き厳しく制限されています。
そのため、島自体の自然や周辺の海域はほぼ手つかずのまま、まさに“原始の海”が残されています。
いざ、神の島の海へ
今回は特別な許可を受けて、沖ノ島周辺の海域でのファンダイビングに参加。
出港は宗像の神湊港から。約2時間のボート移動を経て、ついに沖ノ島が姿を現します。
島を遠くから眺めながら、すでにその神秘的な雰囲気に圧倒されました。
海に入ると、まず驚いたのは透明度の高さ。30m先まで見通せることもあり、水中には太陽の光が神々しく差し込みます。
サンゴ礁は手つかずのまま元気に育ち、クマノミやウミウシ、アカエイなどの多様な生物が泳いでいました。
潮流はやや強めですが、ダイバーとしてはワクワクが止まりません。
沖ノ島ダイビングの魅力
手つかずの自然:漁業や観光開発が制限されているため、生態系が豊かで美しい。
透明度抜群の海:沖合にあるため、潮の流れも良く、海中の視界が広がる。
信仰と自然が融合した空気感:ただの海ではなく、神聖な場所としての空気が漂っているのが感じられます。
注意点・参加方法
沖ノ島の周辺でのダイビングは、特別な許可が必要です。
一般的には、宗像のダイビングショップが年に数回実施する限定ツアーに参加する形になります。
参加に際しては、アドバンスライセンス(AOW)50本以上の取得が望ましいです。
また、潮流が強い日もあるため、ある程度の経験が必要とされます。
アクセス情報
出港地:福岡県宗像市 神湊(こうのみなと)港
所要時間:神湊港から沖ノ島までボートで約1.5〜2時間
ダイバーだからこそ体験できる“聖域”
沖ノ島の海は、ただ美しいだけでなく、古代から守られてきた信仰の重みを感じられる、特別な場所でした。
普段は立ち入ることができない神域のすぐそばで、自然と対話しながら潜るという体験は、忘れられない思い出となりました。
「世界遺産を、見るだけでなく“潜る”」という体験。あなたも一生に一度の神秘のダイビングに挑戦してみてはいかがでしょうか?